『GTAIV』が日本で発売されてから15年が経過。このゲームは、シリーズの進化を象徴し、全世界で高く評価されたリアルなオープンワールドを提供しました。
2008年12月6日、日本でも大ヒットを記録したRockstar Gamesの名作『Grand Theft Auto IV』(通称GTAIV)が発売されてから15年が経過しました。このゲームは、その圧倒的なオープンワールドとリアリティによって、ゲーム業界に革命をもたらし、多くのプレイヤーを魅了しました。
GTAIVは、自由度が非常に高いオープンワールド環境でプレイヤーに自由を与えるゲームです。プレイヤーはリバティーシティ(ニューヨーク市をベースにした架空の都市)を探索し、さまざまなミッションやアクティビティに参加することができます。ゲームの特徴の一つは、プレイヤーが自分の行動に対して責任を負うことで、物語の進行に影響を与える選択をすることができることです。
GTAIVは、そのリアリティによって注目を浴びました。ゲーム内の都市は詳細に描かれ、車両やキャラクターのモデルも非常にリアルです。また、ストーリーテリングやキャラクターの描写も非常に優れており、プレイヤーは物語に没頭しやすく、キャラクターたちと共感することができます。
ゲームの特徴の一つは、オープンワールドでの自由な行動です。プレイヤーは車両を運転し、都市を自由に探索できます。また、ゲーム内にはさまざまなアクティビティも用意されており、ボーリングやダーツ、ビリヤードなどのミニゲームも楽しむことができます。さらに、ゲーム内で様々なキャラクターとの関係を築くことも可能で、友情や敵対関係が物語に影響を与えます。
GTAIVは、プレイヤーに多くの戦術的な選択を要求するゲームでもあります。ミッションやゲーム内のイベントでは、プレイヤーはさまざまな武器や車両を使用して敵と戦わなければなりません。プレイヤーの選択によって、ミッションの進行や結末が異なるため、戦略とスキルが求められます。ゲーム内でお金を稼ぐ方法や資源を効果的に活用する方法もプレイヤーにとって重要です。
GTAIVの成功は、そのオープンワールドの自由度とリアリティ、複雑なキャラクター、戦略的な要素に起因しています。このゲームは、プレイヤーに革新的なゲーム体験を提供し、ゲーム業界に多大な影響を与えました。15周年を祝い、GTAIVの素晴らしさに再び感謝しましょう。
『GTAIV』の日本発売から15年経過。このゲームは、シリーズの進化を示し、全世界を魅了したリアルなオープンワールドになりました。
いまから約15年前となる2008年4月29日、海外では『グランド・セフト・オート』シリーズ(以下、『GTA』)の最新作である『GTAIV』が発売された。その約半年後となる、2008年(平成20年)10月30日は、日本語版『GTAIV』が発売となった日です。
シリーズ初のHD対応
ロックスター・ゲームスが手掛ける『GTA』シリーズは、犯罪に手を染めながら裏社会を生きていくオープンワールドタイトル。シリーズ初期は2Dの見下ろし型視点でしたが、『GTAIII』以降は3Dとなり三人称視点で展開。日本ではとくに『GTAIII』から人気に火が付き、その後のシリーズ作品も日本で続々と発売されました。
基本的にシリーズ作品として共通しているのは、クルマを盗んで移動したり、銃などの武器を手に戦闘をくり広げつつ、マフィアやギャングなどから仕事を引き受けてミッションをこなしていくこと。ときにはクルマのカスタマイズや、豊富なミニゲームを楽しめるのも特徴のひとつです。
そして2008年、シリーズタイトルとしては9作目にあたる『GTAIV』が、海外先行で発売。プレイステーション3、Xbox 360と、ゲームハードが当時の次世代となるHD対応を始めた、初の『GTA』が本作でした。
登場するや否や、その映像美や進化したゲーム性で大きな話題を集め、発売1週間で約600万本のヒット。最終公式発表の2013年には約2500万本の売り上げを記録しており、現在ではさらに本数が伸びていることでしょう。
その半年後となる10月30日に、日本語版『GTAIV』が発売。ちなみに2008年12月2日(日本は2009年3月20日)には、PC版も発売されました。
物語の舞台となるのは、アメリカの架空の都市であるリバティーシティ。海外で生活していた主人公のニコ・ベリックは、とある“裏切り”により、国を追い出されてしまいます。大都市で成功を収めているという従兄弟・ローマンを頼ってリバティーシティに訪れますが、実際のローマンは借金まみれのどん底生活。非合法な裏の仕事にも手を出している男でした。
ニコは仕方なくローマンを手伝いながら、次第にリバティーシティの裏社会を知っていきます。さまざまな登場人物との出会いや、危険な仕事に手を染めながらも、ニコはあの“裏切者”を探すためにリバティーシティを生き抜いていく……というのがおもなストーリー。
これまでの『GTA』シリーズは基本的に明るい世界観で、どこかバカバカしいノリで物語がくり広げられていました。ですが『GTAIV』より、世界観から物語の雰囲気にいたるまで、ガラリとマジメなものに変わったのが大きな特徴。『GTAIV』のメイン部分については、シリーズ作品でも珍しく陰鬱で暗い雰囲気の漂う物語となっています。
ちなみに筆者は当時、どうしても遊びたくて遊びたくて、海外版を購入したことを覚えています。日本での発売があるのかすら発表されておらず、そして当時のご時世というか風潮的に「過激なゲームが、本当に日本でも発売できるの?」と疑っていたような(苦笑)。我慢できずに、海外版を先にクリアーしてしまいました。
が、当時筆者はまだ成人すらしておらず、物語は英語だったこともあり、ストーリーはほとんど理解せずに楽しんでいましたね。日本版ももちろん購入し、後から「こういうストーリーだったのか!」とわかったほか、理解していないシステムもようやく把握できたことを覚えています。
進化しすぎなゲーム性とリアリティ
HD対応によりグラフィックは大きな進化を遂げて、当時のほかのゲームと比べてもトップクラスの、超リアルなオープンワールドを実現。さらにシステムやゲームスタイルに至るまで、徹底したリアリティを追求。物語のシリアスな雰囲気も含めて、『GTA』シリーズの方針を“徹底したリアル路線”に決定づけた1作と言えるでしょう。
街並みはリアルになり、街で暮らす人々もさまざまな生活模様をくり広げており、まるで“本当に生きている街”で生活しているようなオープンワールドに。最初遊んだときにはとても驚いたのを覚えています。携帯電話でいろいろできたり、ネットカフェでインターネットができたのも驚いたものです。
とくにリアリティへの追求を徹底した意欲作ゆえに、あまりにも作り込まれ過ぎて、次回作『GTAV』でオミットされた要素すらあるほど。ゲーム的に見れば「遊びにくい」、「意味がない」みたいな部分が削られていたりするわけですが、『GTAIV』の細かな作り込みが好きというファンもいるはずです。
いまでは珍しくないですが、物理演算の導入により、相手に打撃をヒットさせたときの“当てた感”や、積まれたダンボールに当たればリアルにダンボールが崩れる、段差につまづいたら転んでしまうなど、世界全体のリアル度が大幅にアップ。当時はその挙動ひとつひとつのリアルさに、驚きました。
アクションには壁などに隠れるカバーアクションが登場し、これまでただ正面から撃ち合うだけだったものが、遮蔽物に身を隠しながら敵を狙い撃つ、カバー系シューティングゲームのようなシステムに変化。しがみつきや壁を飛び越えるなど、移動のアクションも増えたのが本作です。
ニコのモーションなどもリアリティを重視しているため、歩きやダッシュなどが小回りが利きにくく、いきなり止まったりできないなど、ゲーム的にいま見ると遊びにくい部分もあります。ただ、当時はとてもリアルに感じていたため、ただ歩き回っているだけでも楽しかった印象があります。
シリーズ作品の主役とも言える車両の数々も、大幅に進化を遂げました。これまでもクルマのダメージ描写はありましたが、何かにぶつかればそこがヘコむ、バンパーが何かに引っかかって取れるなど、物理演算とパーツの細かな設定により、車の描写も細かくなりました。
車の操作自体もリアルになり、運転の楽しさがアップ。ただ、カーシミュレーションほどではないですが挙動がリアルになりすぎて、「クルマの操作が難しい」というプレイヤーも少なくありませんでした。これまでの『GTA』シリーズはだいぶ雑な操作でも運転できましたが、しっかりブレーキなどを駆使して運転する必要がありました。『GTAV』ではそこがカジュアルになったので、『GTAIV』はシリーズ屈指のリアルなドライブが楽しめます。
犯罪をし過ぎたり見つかったりすると“手配度”が上がり、警察に追われてしまうのはシリーズのお決まり。これまではただ見つからないようにするだけで手配度が消えました。『GTAIV』では警察も超厄介な存在となり、包囲網を突破してから身を隠すなどしないと、手配度がずっと消えないまま残るシステムになりました。従来の手配度システムに慣れている人ほど、最初は警察から逃げるのもたいへんだったのではないでしょうか(コツを掴めば比較的楽ですが)。
さらに、オンラインマルチプレイにも対応。バトルやレースなどが楽しめたのですが、とくに楽しまれていたのが、街ひとつがほかのモードを遊ぶ待合室になっている“フリーモード”。ようは、リバティーシティの中で、ほかの人たちとワイワイはしゃぐことができたのです。とくに目的もミッションも何もないのですが、これが不思議と楽しく、とくに人気だった印象です。
追加ストーリーDLCも初登場だった
さらに、追加ダウンロードコンテンツ(DLC)に対応したのもシリーズ初。発売後、『GTAIV ザ・ロスト・アンド・ダムド』、『GTA ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー』が登場。海外のXbox 360プレイヤーはいち早く遊べたわけですが、いろいろあって日本ではDLCとしては未配信。
日本では、そのふたつのDLCをまとめたものが、2010年6月10日に『GTA エピソード・フロム・リバティーシティ』として発売開始。それとだいたい同時期に、DLC単体でも買えるようになりました。
2011年6月24日には、本編とDLCがすべてセットになった『GTAIV コンプリートエディション』が発売されました。コンプリートエディションを現行ハードで遊ぶのは難しいのですが、PC版が配信中です(ただし、Steam版は日本語未対応。『GTAIV』本編は日本語対応してSteamで配信中です)。
その後、超大幅に進化し、世界累計で1億本以上売れている怪物タイトル『GTAV』があります。『GTAIV』からの正当進化作ですが、本作のすべてが劣っているかと言うとそうではなく、『GTAIV』ならではの魅力もたっぷりと詰まっています。遊んだことがない人や、昔遊んでいたという人は、15周年を機会に遊んでみてはいかがでしょうか。
『GTAIV』が日本で発売されてから15年が経過しました。このゲームは、シリーズの進化を象徴し、全世界が魅了されたリアルなオープンワールドを提供しました。
- 大輔(だいすけ): 『GTAIV』のリアリティ溢れるオープンワールドは、大輔にとってもはやゲームだけの話題ではなく、彼の生活の一部です。
- 健一(けんいち): 健一はGTAシリーズのファンであり、このゲームがゲーム業界にもたらした影響について友人たちと語り合います。
- 明彦(あきひこ): 明彦はGTAIVのキャラクターやストーリーテリングに感銘を受け、ゲームに没頭しています。
- 真治(しんじ): 真治は15年前にGTAIVをプレイし、今でもその魅力を語り、新たなプレイヤーを引き込んでいます。
- 拓也(たくや): 拓也はGTAIVのオープンワールドを探索し、ゲーム内でのアクティビティに熱中しています。
- 剛也(ごうや): 剛也はGTAIVの戦術的な要素に魅了され、友人たちと共に戦略を練習しています。
- 敬介(けいすけ): 敬介はGTAIVのストーリーに感情移入し、キャラクターたちの複雑な関係に夢中です。
- 哲也(てつや): 哲也はGTAIVの15周年を祝い、ゲームの進化について熱心に議論しています。
- 悟(さとる): 悟はGTAIVのリアリティと自由度に感心し、友人たちと共に新たなプレイを楽しんでいます。
- 卓也(たくや): 卓也はGTAIVの魅力についてSNSで共有し、ゲームコミュニティを盛り上げています。
- 賢治(けんじ): 賢治はGTAIVのストーリーテリングの巧妙さに感動し、多くの友人に推薦しています。
- 俊介(しゅんすけ): 俊介はGTAIVの15周年を祝って、ゲーム内でのエピックな瞬間を共有しています。
- 勇介(ゆうすけ): 勇介はGTAIVでの経験を通じて、戦略的なプレイについて友人たちに指南しています。
- 寛一(こういち): 寛一はGTAIVのオープンワールドでの自由な行動に魅了され、都市を探索しています。
- 和也(かずや): 和也はGTAIVのリアリティとキャラクターに魅了され、ゲーム内での冒険を楽しんでいます。
- 翔太(しょうた): 翔太はGTAIVの魅力を語り、友人たちと一緒にゲームを楽しんでいます。
- 裕介(ゆうすけ): 裕介はGTAIVの影響力について情報を共有し、新たなプレイヤーをゲームに引き込んでいます。
- 智也(ともや): 智也はGTAIVのストーリーの奥深さに感動し、ゲーム内での選択に真剣に取り組んでいます。
- 雄一(ゆういち): 雄一はGTAIVの15周年を祝い、ゲームの楽しさを友人たちに伝えています。
- 竜太(りゅうた): 竜太はGTAIVのオープンワールドでの冒険を楽しんでおり、都市の隅々を探索しています。